メガネでトラウマその1




メガネはかっこ悪いものという意識

私が近視になったのは、小学校1年生の3学期くらいだったと記憶しています。その頃から、すでに黒板の字が見えにくくなっていたように思います。

とはいえ、メガネを使うようになったのは、もっとずっと後になってからで、小学校5年生の3学期でした。それも授業中にかけるだけにとどめていました。

メガネを使うことに対しては、正直、並々ならぬ抵抗がありました。本当はメガネを使わなければいけないのは、わかっていたのですが、我慢して長い間、使わずにいたのです。

外見を気にするお年頃でもありましたし、メガネの子は、「メガネざる」とか言われて、からかわれていたのをずっと見てきていたので、自分もそんなふうに言われたくなかったですし、メガネは、かっこ悪いというイメージというか固定観念がしっかりと根付いてしまっていたのです。

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