レーシック手術前の検査の方法や所要時間は、
各医療機関によっては、様々ですが、
一般的な手術前の検査は
以下のようになっています。
まず最初に、器械などを使用して、手術前の目の検査が行われます。レーシックに適するかどうか、様々な角度から綿密にチェックされます。検査は以下のような種類があります。所要時間は1時間程度です。
●視力検査
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近視・乱視の度数や角膜のカーブを測定します。裸眼視力と矯正視力の両方を測定します。 |
●眼圧検査
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目に空気(風)を吹きかけて、目の固さを測定します。 眼圧が、正常範囲よりも著しく高い場合緑内障の疑いがあります。 |
●角膜の検査 |
角膜の形状、屈折率を検査します。角膜の厚みを正確に測定して撮影します。角膜の検査は、レーシックが受けられるかどうか判断するために重要な検査です。 |
●角膜内皮の検査 |
角膜細胞の状態をみるための検査です。 |
●黒目球面の検査 |
目の黒目の部分の形状を確認し撮影します。手術の際は、この形状を参考にレーザー照射されます。 |
●コントラスト視力の検査 |
濃淡の異なった4つの指標を用いて、視力や、コントラストの感度や眩しさの度合いをチェックします。 |
●瞳孔を開いた状態での 眼底検査 |
瞳孔を開く目薬をさしてから、眼底を検査します。瞳孔を開いた状態で網膜の異常が無いかを調べる検査です。膜に穴が空いていたり、薄い部分がある場合には、治療を要します。 ※ コンタクトレンズを使用している場合は、はずした直後に検査しても、正確な数値が得られないので、一定期間裸眼で過ごしてから検査を受けなければいけません。各医院機関に事前に確認しておきましょう。 |